大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

お知らせ「とよログ」

夏の取り組みの一環として、星フロアの子どもたち(幼児~小学校低学年の男児)で西猪名公園ウォーターランドに行きました。

行きの車の中では「お昼、ハンバーガーだ」「職員さんは何食べるの?」とお昼のことも気にしつつ車で移動しました。途中の景色を見て「ぼく、ここ知ってる」と話してくれる子もいました。

ウォーターランドに到着してすぐは、着いたという実感がなかったようであまり反応なく、園内に入ってからもはしゃぐことなく静かに職員の話を聞いてくれていたので「あれ?あまり楽しい場所じゃなかったかな?」と職員が少し不安になってしまいました。

水に入るのも戸惑っている様子だったため、職員が率先して手を繋ぎ入っていくと、途端に笑顔と楽しそうな声が上がり、水の中をじゃぶじゃぶ歩いていました。

また園内から電車も飛行機が近くを飛ぶ様子も見えるので、水遊びしつつ「あっ、電車だ」「ねぇ、ひこうきだよ―」と指をさして教えてくれました。

小さい子は水の中でニコニコ寝そべり、小学生組は園内を一周したあと小さい子用のスライダー遊びをしました。最初は職員と一緒でないと不安だった子も「ぼく、ひとりでいける!」と何度もすべり「お腹すいたよー」と声が出るまでしっかり遊びました。

スライダーの係員さんの役をしようとした子がいたり、水を飲んでしまう子もいました。夢中で遊んでいる中で腕や足に擦り傷を作ってしまうこともありましたが、とても楽しい夏の取り組みになりました。

昼食はマクドナルドで好きなメニュー食べて帰園。

帰園後も子どもたちは元気いっぱいで、「また行きたいなー」「ぼく、日記にかくね」と話しており、楽しい1日が過ごせて職員もとても嬉しくなりました。

 

 

 

 


 8月14日、学園のみんなで楽しめる『とよさと夏祭り』を開催。

 会場はカラフルなちょうちんで飾りつけをして、BGMで祭りの音楽を流し雰囲気を盛り上げます。

 女の子は自分で選んだ浴衣を職員に手伝ってもらいながら簡単に着付けをしてルンルン。髪の毛も自分で三つ編みをしたり、実習生さんに編み込みをしてもらったりとオシャレを楽しんでいました。

 男の子は青の『祭』と書いた法被を着て喜んでいました。

 昼食は夏祭りメニューで焼きそば、たこ焼き、つくね、フランクフルト、きゅうりの1本漬け、パイナップルで給食部が可愛く盛り付けてくれていました。運動場で本格的に屋台らしく設置して外で食べる案もあったのですが気温が高すぎるということで室内で食べました。クーラーが効いて涼しくていいですね。

 午後はヨーヨーや一円玉落としお菓子引きストラックアウト、わたがし等を食べて楽しんでいました。わたがしを丸くするのに苦戦して、わたがし作りが上手だった元職員さんにコツを聞きながら何とか頑張って丸く形を整えていました。

 当日はボランティアで過去に勤めていた職員さんやお休みの職員さんたちも屋台当番として参加してくれて夏まつりを楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。子どもたちも笑顔いっぱいで楽しかったと言う声があり、来年も喜んでもらえる夏祭りを開催したいと思います!


 8月5日、子ども達11名と私を含めた職員2名で淀川の花火を観賞しに出かけました。

数日前から花火大会を楽しみにソワソワしている子どもたち。
当日、服装や髪型をおしゃれに整えて、出発の30分前にはみんな準備万端でした。
花火開始の1時間半前に到着し、来る途中で購入したおにぎりやパンを食べながら談笑し、花火が始まるのを待ちました。
花火が始まると、綺麗な花火に見惚れる児童や、一心不乱に写真や動画を撮る児童、花火には興味がなく職員に話しかけ続ける児童など、様々な反応を見せてくれました。

帰りの渋滞を考慮し、花火のフィナーレを迎える前に帰路につきます。

帰りに購入したアイスを頬張りながらバスに揺られていると、バスの遥か後方でフィナーレの花火が上がり、夜空いっぱいに花火が広がっていました。
子どもたちの思い出に残る、とてもきれいで壮大な夏の風景を満喫できたと同時に、私たち職員の中には、その花火を見て目を輝かせる子どもたちの表情が残ったそんな1日でした。