大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

お知らせ「とよログ」

 12月24日のクリスマスイブの夜にみんな揃って特別ディナーをいただきました。夕食前にサンタクロースやトナカイ、スノーマンに変身している子もいてみんなのわくわくが高まります。いつもとは違う大きなホールが食事会場です。

まずはみんな大好きしゅわしゅわジュースで乾杯♪今年の給食部さんの手作りクリスマスディナーはチキン3種(フライドチキン、ヤンニョムチキン、ハニーバターチキン)に熱々のホットパイ、ローストビーフにライスコロッケ、ピザとボリューム満点のメニューで子どもたちも大喜び。どれから食べようかな~と迷っている子もいましたが、「いただきます!」と同時にみんな黙々とご馳走を頬張っていました。「美味しい~!」「全部食べられるわ!」「おかわりあるの?」と色んな声が聞こえて来てみんなとっても嬉しそうな表情が印象的でした。

 お腹も膨れてきたところですが、もう一つのお楽しみクリスマスケーキもスタンバイしています。今年もたくさんのケーキを寄付していただき、配達時には子ども達で小森製作所さんをお出迎えして「ありがとうございます!」と大きな声でお礼を言いました。

 大きなデコレーションケーキにはイチゴやチョコレートがたくさんのっていて子ども達の目もキラキラしていました。たくさん夕食を食べた後ですが、ケーキはやっぱり別腹のようでぺろりと完食する子が続出でした♪

 お腹いっぱいにご馳走を食べて、満足げな顔をしている子ども達を見ていると、美味しいものをみんなで顔を合わせて食べる事の大切さを改めて実感しました。子ども達と職員、ボランティアさん、みんなで特別な時間を過ごすことができて、また一つ素敵な思い出が増えました。美味しいクリスマスディナーを作ってくれた給食部さん、美味しいケーキを寄付してくださった小森製作所の方に感謝です。

 クリスマス会が終わりお風呂の時間、「サンタさんってどこから入ってくるんかな?」「煙突ないし玄関かな?」と話している子ども達でした。サンタさん、無事に学園にたどり着き、今年も子ども達の願いを叶えてくれました。

 


寒くなると、風邪やインフルエンザの集団感染が起こるため、子どもたちには手洗い・うがいなどと併せ、予防接種のお知らせのポスターを貼ったり、なぜ予防接種をするのか説明をしたりしながらワクチン接種を勧めています。

先日、インフルエンザワクチン接種が施設内でありました。嘱託医の髙垣先生が、学園に来てくださって、フロアを3か所回って子どもたちと職員に接種してくださいます。

当日、年少児のフロアで接種が始まると、接種している部屋の様子をドアの外から覗き込む子どもたち。部屋に入室すると『痛くせんといてな』『すぐ終わる?』と子どもたちが髙垣先生に話しかけます。

接種が終わって安心した様子の子どもたちが、次は職員の接種を応援しだしました。『頑張れ頑張れ○○さん!』『痛かった?僕も頑張ったで!』と職員に話しかける子どもたち。子どもたちの応援は力強く、職員たちも先生も乗ってくれて、とても微笑ましい光景でした。

自分の体を守る予防方法を少しでも理解できるように、関わる大人全員で伝えています。

 


10月31日は「トリックオアトリート!」のハロウィンです。

豊里学園でも10月になってからハロウィンの飾りつけをして気分を盛り上げていました。

ハロウィン当日、子どもたちは起きてすぐに「今日はトリックオアトリートの日だ!」と言い「おはよう」の前に「トリックオアトリート」、「行ってきます」の前に「トリックオアトリート」と挨拶しています。

学校でもハロウィン衣装を作ったりメイクをしたり、スタンプラリーをして楽しんでいたそうです。

ハロウィン当日である今日はいつものように職員から貰うのではありません。

普段行かない給食室や事務室に「トリックオアトリート!おやつをくれないといたずらするぞ」と言いに行きます。毎年恒例となっているので子どもたちも朝からワクワクです。

学校から帰って、学校で作った衣装を着て、いざ!

照れくさそうに言う子もいれば、大きな声で「トリックオアトリート」と言える子とさまざまですが、みんなおやつを真剣に選んで受け取り、嬉しそうです。

「おやつもらったね。なんていうの?」と聞くと「いたずらしません!」と答えていました。

その様子がとてもかわいく、大人も子供も楽しい一日になりました。