大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

お知らせ「とよログ」

豊里学園ではコーラス・太鼓・ダンス・スヌーズレン(くつろぐ時間)の療育活動があります。その中の一つ、コーラス「歌音(かのん)」は、2000年に学生ボランティアの協力で音楽療法が始まりました。現在は、ボランティアの中屋菜穂子先生(元支援学校音楽教諭)から歌唱指導をして頂いています。メンバーは女子5名・男子4名、月に一度、活動を行っています。新型コロナウイルスの影響で、音楽発表会等は参加できていませんが、日々練習に励んでいます。

主に「合唱」「タンバリンダンス」の練習を行っています。音楽療育では、精神的な安定・自発性や活動性の促進・身体の運動性の向上・脳の活性化・リラクゼーションの効果があります。子どもたちは、先生からのアドバイスをよく聞き頑張っています。子どもたち同士での教え合う姿、タンバリンダンスではお互いを褒め合う姿がみられます。

新型コロナウイルス前は、キリスト教会のクリスマス会や西区の成人の集いで歌を披露していました。子どもたちから「発表会とかないの?」「この曲を歌いたい」と声があります。子どもたちの練習成果が発揮できる場として、発表会等に参加できる日が来てくれると子どもたちの意欲、自信につながる事と思います。

 


虹フロアでは食物をいただくことを改めて意識してもらうため、みんなに話をしてサツマイモを育てました。

6月ごろに苗植えから始めて

 

約5カ月ほど水やりを行い

   

時には葉が虫に食べられて少し悲しい気持ちになったり

葉が育ちすぎてしまったので、葉を切ったり、周りの雑草を抜いたりと

サツマイモに様々な時間を費やし、愛情を掛けました。

その結果1キロ程のサツマイモが収穫できました!

     

こんなにも立派なお芋が育っており子ども達は大興奮でした。

その次は皆が一番楽しみにしていたと言っても過言ではないスイートポテト作りです。

潰して混ぜて好きな形を作ったりと、とても楽しそうでした。

    

で、完成がこちら!!!

みんなで大事に育てたサツマイモ。楽しくいただきました☻


10月22日に城北公園で行われたあさひ福祉まつりで演奏してきました。

今回は絆の現役メンバーに加え、OB・OGにも協力していただきオール豊里として出演させていただきました。

夏休みから毎週欠かさず練習を行い、新たに沢山のことを覚えて本番に挑みました。

それぞれが真剣に取り組むことが出来ていたからこそ、本番が近づくにつれ「緊張する」と少しソワソワしている様子も見られましたが、当日は緊張に負けず全員が練習の成果を十分に発揮することが出来ていました。

終演後、ほっとしている子どもたちのもとに大勢の観客が「よかったよ」「感動した」「やっぱり福祉まつりには豊里の太鼓がないと」と感想を伝えに来て下さり、沢山の嬉しい言葉をいただくうちに子どもたちの表情も和らいでいるよう感じました。

帰園後は、「楽しかった」「来年も演奏したい」「また誰かに演奏を聞いて欲しい」と笑顔で言っており、自分が行ったことで誰かに喜んでもらえる嬉しさや、一生懸命練習した後の達成感などを感じることが出来たのではないかと思います。