大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

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地域のボランティアの方に支えられ、子どもたちは「歌うの大好き!」

豊里学園ではコーラス・太鼓・ダンス・スヌーズレン(くつろぐ時間)の療育活動があります。その中の一つ、コーラス「歌音(かのん)」は、2000年に学生ボランティアの協力で音楽療法が始まりました。現在は、ボランティアの中屋菜穂子先生(元支援学校音楽教諭)から歌唱指導をして頂いています。メンバーは女子5名・男子4名、月に一度、活動を行っています。新型コロナウイルスの影響で、音楽発表会等は参加できていませんが、日々練習に励んでいます。

主に「合唱」「タンバリンダンス」の練習を行っています。音楽療育では、精神的な安定・自発性や活動性の促進・身体の運動性の向上・脳の活性化・リラクゼーションの効果があります。子どもたちは、先生からのアドバイスをよく聞き頑張っています。子どもたち同士での教え合う姿、タンバリンダンスではお互いを褒め合う姿がみられます。

新型コロナウイルス前は、キリスト教会のクリスマス会や西区の成人の集いで歌を披露していました。子どもたちから「発表会とかないの?」「この曲を歌いたい」と声があります。子どもたちの練習成果が発揮できる場として、発表会等に参加できる日が来てくれると子どもたちの意欲、自信につながる事と思います。