大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

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「もしも」に備えて(非常食体験)

非常時を想定して、調理部が対応出来ない時に備え生活部職員に非常食作りの体験をしてもらいました。

当日は避難訓練も行い、その後、非常食作りを行いました。

使用した非常食はアルファ米とレトルトのカレーとハヤシです。ルファ米は水またはお湯で作るのですが今回はお湯を使用しました。調理場所は1階ホールで、カセットコンロを用意してお湯を沸かしました。

アルファ米の調理は子どもたちに調理前の状態を見てもらってから、お湯を入れました。

 

見たことがない調理法に、とても興味を示してくれていました。

カレーのレトルトも非常食用なので本来は温めはしなくても問題ありませんが、今回は温めました。

食事の時間になり、子どもたちに食事を取りに来てもらい、事前に用意していたお盆に必要な食器を取ってレトルトのカレーかハヤシを選んでもらいます。アルファ米は5㎏用意していたのですが全て食べてなくなり、念のために用意していた白米2.5㎏も全て食べてくれました。非常食でしたが、おかわりもあるので、よく食べてくれました。

アルファ米は独特のにおいがあるので食べてくれるか心配でしたが、カレーやハヤシと相性が良かったおかげだと感じました。

本当に災害が起こった時に、子どもたちと職員で力を合わせることができるよう、日ごろの訓練をしっかり行いたいです。