大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

お知らせ「とよログ」

すっかり季節の行事として定着したハロウィンの日がやってきました。

学園内も10月に入るとハロウィンの飾りつけをします。

 

この日は学校でもハロウィン衣装を作ったり、おやつを作ったりと気分を盛り上げます。

学校から帰ってきた子ども達はすぐに「これ、学校でつくった!」と衣装を見せてくれます。

 

おやつも普段は職員から配られるのですが、この日は特別!

少し変装して、普段は行かない給食室や事務所にカボチャのカゴを持っていき……

「とりっくおあとりーと‼」

と言いながらもおやつを選ぶのに夢中です。

 

なかには、普段行かない場所に行ったことで不安になってしまい泣き出してしまう子もいましたが、楽しくおやつを受け取れました。

夕食後にも、

「はろうぃんってなに?」

「まじょってなに?」

「どらきゅらってなに?」

と質問攻めで、聞かれた職員も子どもにわかるように説明するのが難しく、たじたじになっていました。

来年も「とりっくおあとりーと!」が楽しみです。


前回のとよログでは、中・高生を対象とした舞鈴(まりん)ダンス活動を紹介させていただきましたが、今回は、未就学児・小学校低学年の児童らを対象に行っている舞鈴(まりん)の活動について紹介させていただきます。

 未就学児・小学校低学年児童を対象とした舞鈴(まりん)では、ダンスではなくリズム体操の音楽や子どもたちが大好きな「おかあさんといっしょ」の音楽などを流し、ボールプールやマット運動などを主に行っています。

マット運動・ボールプールを通して、色彩感覚や身体を動かす楽しさや音を聞き取る力や反射神経をはじめとした身体能力の向上を目指しています。

 また、子どもたちに安全に運動する楽しさを伝え、腕支持感覚・筋力・筋持久力の向上などの効果が期待できます。

 

9月24日に実施した舞鈴(まりん)では、「となりのトトロ」より‘さんぽ‘のリズムに合わせ、ボールプールとマット運動を行いました。

 職員とボールプールで遊んでいた子どもは、職員とボールの投げ合いをし、ボールのおいかけっこをして楽しんでいました。未就学児童は、ボールを指差し「むらさき」「ピンク」など言いながらカラーボールの色を見て微笑んでいました。

 

 マット運動では、柔らかいブロックをいくつか使い、滑り台を作り順番を守りながらすべります。マットでは、でんぐり返しやコロコロ寝転がって楽しく身体を動かしました。

 最後のお片づけでは、みんなでカラーボールを集めてお部屋を綺麗にできていました。