大阪市旭区にある児童福祉施設。主に発達障がいのあるこどもたちが生活しています。

社会福祉法人 大阪福祉事業財団 豊里学園

お知らせ「とよログ」

 毎日、暑い日が続いております。
緊急事態宣言下、学園の例年行事や地域のお祭りも中止となり、日々、我慢の中…出来る範囲で出来る事はやろう!そして、楽しもう!と子どもたちも職員も我慢張る(我慢+頑張る)夏休みです。
そんな中、子どもたちは、運動場で水遊びやバスケットボールをしたり、時には、学園周辺の木を見て回り、セミ取りに行く等、出来る範囲での遊びを楽しんでいます。

 さて、先月でしたが、七夕の短冊に書いた願い事、みなさまは叶いましたでしょうか?
学園の子どもたちも短冊に願い事を書き、笹に飾りつけをして短冊を飾り、願い事をしました。当日は生憎の雨で天の川は見えませんでしたが、子どもたちそしてみなさんの願いが届くよう切に願っております。

 そして、学園では7月7日の夕食に『七夕メニュー』が出ました。この季節ならではの楽しみに触れてもらえるようなメニューです☟

バンバンジー風そうめん

天ぷら3種(さつまいも、ゴーヤ、たまご焼き)

ヤンニョムちくわ

水ようかん

そうめんは☞ 七夕の夜に織姫と彦星が出会う天の川に例えられたり、1年間の無病息災を願って食べられるようになったからです。
定番のそうめんにするか悩みましたが、七夕そうめんの意味である「子どもたちの無病息災」を願って、「そうめんにしよう!」と決定しました。

天ぷらは☞ 親しみやすいさつまいもに加え、夏野菜のゴーヤ、そしてたまご焼きを揚げてみました。

ヤンニョムちくわは☞ ちくわの中にチーズを入れたもので、甘辛い味付けもあってか子どもたちに好評でした。

水ようかんは☞ 少しでも七夕らしさを再現すべく、牛乳の寒天を星形にくり抜き、乗せてみました。

 ゴーヤは「にがい」という声がチラホラありましたが、一口でも食べて少しでも苦さに親しみをもって欲しい、経験もして欲しい、という思いでメニューに取り入れました。結果的には、子どもたちから好評のメニューとなりました !

 まだまだ暑い日が続きますが、コロナ禍の中で、子どもたちの健康を守り、出来る範囲の余暇を子どもたちと職員が一緒に楽しみ、少しでも充実した夏休みを過ごせるようにしたいです。

 

 

 


今年は37年ぶりに日付が変わり2月2日が節分でした。子どもたちには、あらかじめ「鬼とは自分たちの内面にある悪い心の化身」であり、豆をまいて体の中から悪い鬼を追い出そうと説明し気持ちを高めました。子どもたちは予想以上に怖い鬼にびっくりしたようですが、やっつけるために勇気を出して豆(カラーボール)をしっかりと投げていました。鬼が退散すると満面の笑みで「やった~!」と飛び跳ねながら喜んでいました。コロナ禍の中ということもあり、鬼の人数も縮小された中で行われましたが、みんなで豆まきの行事を楽しむことができました。


寒中とは思えぬうららかな日がつづいていますが、いかがお過ごしでしょうか。コロナ禍の中、学園のこどもたちは元気いっぱい。
全員が無事に新年を迎えることが出来ました 🙂 パチパチパチ👏

さて、私たち給食部が新年早々に頭を悩ませる課題、引いては年末から大奮闘して作成している「お祝膳」、一般的に言うと「おせち」ですね。
ハッキリ言って子ども受けはイマイチです(´;ω;`)

それでも日本の文化・行事を大事し、食材ごとの言われを学び、今年一年の無病息災を祈願し、おいしく食べてくれる事を願って準備しました。 
今年は見た目を豪華に、一つの料理は少量ずつ、まずは食べてみることに興味を持てるようにしてみました。最初は嫌がっていた子どもたち、所々から聞こえてくる「おせち苦手」「ごちそうさま」など様々な声。こちらも、肉・揚げ物・スイーツと「おいしいから一口食べてみ」と声を掛け続け、周りを見渡せば、殆どの子どもたちの器は空っぽになっていました。
新年早々、子どもたちの反応と空っぽの器を見ると、苦労はしましたが大きな一歩を進めたと思えた正月でした。